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大統領、鉄道で11時間かけキーウに到着

ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領とイリアナ夫人は、6月28日夜にポーランドから鉄道でウクライナに向かい、およそ11時間後の6月29日8時50分頃にキーウ駅に到着した。鉄道はウクライナ政府が同国を訪問する各国の要人向けに特別に用意したもの。

ホームに降り立ったジョコウィ大統領と夫人は、ウクライナの外務省副大臣やキーウのインドネシア大使館職員らに出迎えられ笑顔で応えた。ジョコウィ大統領はキーウに到着後、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との会談前に、イルピンを訪れ、ロシア軍の砲撃によってがれきと化したアパートなどを視察した。その後、キーウ内分泌代謝研究所を訪れた。また、インドネシア政府は今回のウクライナ訪問に合わせて用意した人道支援物資も鉄道に積み「ウクライナの人々へ」と書かれた箱を届けた。

ロシアの侵攻後にウクライナを訪問したアジアの首脳はジョコウィ大統領が初めて。