ジャカルタ首都圏の通勤電車「KRLコミューターライン」の車両の窓が、何者かによって割られる事件が発生した。
6日午前8時頃、KRLコミューターラインの中央ジャカルタのタナアバン駅と、西ジャカルタのドゥリ駅の間で外から石が投げ込まれ、4車両目後方の窓ガラスが破壊された。ガラスは粉々になり、車内の床や座席に散らばったが、幸いにも負傷者は出なかった。すぐさま車内清掃係と警備員によって破損した窓や周辺が保護され、その後、乗客たちはマンガライ駅で別の車両に乗り換えた。また、石が投げ込まれた現場周辺では、通報を受けた警察とドゥリ駅の警備員が加害者の情報収集に務めたが、特定には至っていない。
KRLコミューターラインを運営するクレタ・コミューター・インドネシアは、公式声明で事件について説明した後、石が投げ込まれたことについて残念に思うとコメントした。