東ジャカルタ警察署で7日、生まれたての赤ちゃんを遺棄したとして逮捕された女子大生(19)とその相手の男性(20)の結婚式が行われた。親族のみが出席を許可され、警察関係者が立ち合いした。
ブディ・サルトノ警察署長は「結婚を望む両家から依頼を受けたため便宜を図ったが、女子大生への捜査は継続する」とコメントした。
女子大生は6月1日、自宅で出産したが出血がひどく、オジェックで病院へ向かう途中、ジャティヌガラ郡のチリウン川に生まれたばかりの女の赤ちゃんを遺棄した。診察した医師が、不審な点があるとして警察に通報し、事態が明らかとなった。赤ちゃんは、布に包まれビニール袋に入った状態で地元住民に発見された。命に別状はないという。
女子大生は赤ちゃんを遺棄したことを認めているが、妊娠には全く気付かず、突然の腹部の痛みでトイレに駆け込みパニックになったと供述しているという。