国営石油・ガス会社のプルタミナは、子会社プルタミナ・パトラ・ニアガを通して、7月10日からLPガス「ブライト・ガス」の価格を引き上げた。
価格引き上げ幅は1キロあたり2000ルピア。対象となるのは政府の補助金対象外である5.5キロタイプと12キロタイプで、補助金対象の3キロタイプは価格を据え置く。
また、自動車燃料においても、補助金対象外ガソリンの「プルタマックス・ターボ」および補助金対象外軽油の「プルタミナDex」「Dexライト」の価格引き上げを実施した。一方、レギュラーガソリンの「プルタマックス」の価格は据え置かれた。
同社は、LPガスおよび燃料の値上げ理由について、ガスや石油の市場価格が上昇していることを挙げた。ガス価格は2021年の年平均価格と比較し13%、石油価格は2020年1月と比較し37%上昇しているという。