プロジェクションマッピングや最新のサウンドシステムなど、テクノロジーを用いて没入感(immersive)を生み出す展示、没入体験型(イマーシブ)ミュージアムは、世界各地でトレンドとなっている。国内最大にして最古のインドネシア国立博物館でも、博物館での体験をより豊かなものにする没入体験型展示が新登場し話題となっている。
最新のサウンドシステムを備えた展示室の床、壁、天井、360度に映像を投影する常設展示。ビジターは30分間にわたりインドネシアの自然、芸術、文化、価値観を学ぶ旅に参加できる。インドネシア諸島の自然美、歴史的装飾品や文化をとらえた映像と、モダンにアレンジされた音楽の融合により、訪れる人々の視覚、聴覚、想像力を刺激。臨場感溢れる独特の体験が味わえる。
投影スケジュールは1日7回で、各回定員は30名。没入体験型展示室「ImersifA」のチケットは公式ウェブサイト(e-tiket.museumnasional.or.id)でのみ購入できる。入場チケット+「ImersifA」のチケットを選び、支払いプロセス終了後に電子メールに送信される電子チケットを事前にダウンロードしてから博物館に足を運ぼう。チケット購入方法の詳細は国立博物館のInstagramアカウントでも確認できる。