北ジャカルタにある「ジャカルタ・インターナショナル・スタジアム(JIS)」が、7月24日にグランドオープンを迎えた。当日はサッカーの国際親善試合や音楽イベントが行われ、多くの来場者が詰めかけた。過負荷によりスタンドのフェンスが崩壊する事故も発生した。
JISは2019年3月に着工し、5兆ルピアをかけて建設された。収容人数8万2000人のアジア最大規模のスタジアムである。
24日のグランドオープン時には、ジャカルタのサッカーチーム「プルシジャ・ジャカルタ」と、タイのチョンブリー県をホームタウンとする「チョンブリーFC」の国際親善試合が開催された。また、ロックバンド「デワ19」をはじめとするアーティストの音楽イベントも行われ、多くの来場者が入場した。
サッカーの試合中には、観客がフェンスに足をかけたり座ったりしたことで重さに耐え切れず、北側スタンドの一部のフェンスが崩壊する事故が発生した。これにより1人が負傷した。