破産を免れた国営航空会社ガルーダ・インドネシアは、採算の良いルートのフライト頻度を増やす計画である。これにより、8月までに週850便の運航が実現すると予想され、先月6月の週650便よりも32%増加する見込みである。同社のイルファン社長が7月21日に明らかにした。
フライト頻度を増やすのは採算の良いジャカルタ発着のいくつかのルートで、バリ島デンパサールとの往復は週45回に増加する。バリ島のほか、バタム島、バリッパパン、メダン、マカッサル、スラバヤとの往復頻度を増やす。また国際線ではシンガポールとの往復が週14回に増加する。7月から段階的に増やしていき、8月までに計画数を実現したい意向である。
フライト数の増加は同社の業績改善に繋がるだけでなく、観光復興を後押しし、国民経済にプラスの影響を与えると期待されている。