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イスラム強権派元代表が仮釈放

法務人権省は7月20日、イスラム強権派「イスラム擁護戦線(FPI)」の元指導者ハビブ・リジック・シハブ氏を仮釈放した。保護観察期間は2024年6月10日まで。

仮釈放の理由について法務人権省は、リジック氏が必要な法的条件を満たしたと説明。一方、リジック氏は仮釈放後にユーチューブチャンネル「イスラム同胞テレビ」を通じて記者会見を行い「私の仮釈放は政治的な判断ではない。また政党や高官、その他権力者からの贈り物でもない」と強調した。

リジック氏は以前、ボゴールの病院で受けた新型コロナウイルスの検査結果に関する虚偽の報告を流布したとして東ジャカルタ地裁から懲役4年を言い渡されたが、控訴した最高裁で懲役2年に減刑された。
リジック氏の健康状態は良好で、仮釈放後は直ぐに帰宅し、家族と過ごしたという。