バンテン州セラン県で7月26日、観光車両「オドンオドン」が列車と追突する事故があった。この事故で子ども3人と大人6人が死亡した。事故現場は遮断機がない踏切だった。
目撃者によると、事故当時近くにいた人がオドンオドンの運転手に「列車が来ている!」と叫んで知らせようとしたが、音楽がかかっていたため運転手は聞こえていない様子だったという。運転手は踏切の真ん中で列車に気づき、無理やり前進したものの、オドンオドンの後方部分が列車と追突した。
事故に巻き込まれた乗客は観光客で、母親たちが子どもたちを膝に乗せていたという。オドンオドンには全部で20人が乗車しており、警察は定員外乗車違反の疑いを含め、運転手から事故の経緯を詳しく聴いている。