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入院中の乳児が死亡 誤注射が原因か

南スラウェシ州マカッサルの病院に入院していた生後1ヵ月の乳児が注射を受けた後に死亡した事件について、多くの関係者の注目を集めている。病院側は医療過誤の疑いについて内部調査を開始した。

死亡した乳児は腸の病気で14日に入院した。手術を予定していたものの麻酔をかけられる状態ではなかったことや、右太ももやへそのあたりにヘルニアが見つかり、手術は延期された。乳児の母親によると、19日の夜に看護師が薬を注射した際、薬に別の子どもの名前が書かれているのに気付いたという。看護師は医師に報告するため病室を出たが、戻った頃には乳児の容態は悪くなり、1時間後に死亡が確認された。

乳児の母親は、医療ミスがあったとして法的措置をとる計画をしている。しかし病院はこれについて、同室に入院している乳児で同じ日に注射を受けているが、注射を受けた他の乳児に異変はないとし、死因について引き続き調べると説明している。