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サル痘対策で同性愛者を監視 保健省

保健省は7月25日、サル痘の対策として国内の同性愛者の監視を強化すると明らかにした。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が、サル痘の感染拡大について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言し、感染者の多くが男性と発表したことを受けての措置。

WHOによると、すでに70ヵ国以上で症例が報告されている。インドネシア国内では、サル痘の感染者は同日時点で確認されていない。保健省は今後、空路や海路を通じた海外渡航者の検疫も強化する方針。

一方、AFP通信は、WHO性感染症プログラムのアンディ・シール氏が公開フォーラムで「サル痘は同性愛者の病気ではない」と述べ「肌と肌が触れ合うような人混みの中では、どのような集団でもウイルスに感染する可能性がある」と強調したと伝えている。