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独リンデ、フリーポート向け産業ガス生産拠点建設

ドイツのリンデ・グループ傘下のリンデ・インドネシアはこのほど、産業ガスの生産施設を建設する計画だと明らかにした。総工費は1億米ドル程度になる見通し。リンデ・インドネシアは新施設の高純度産業ガスを、フリーポート・インドネシアに供給する予定だ。

新拠点は2024年半ばに稼働する見込みで、東ジャワ州グレシックのマニヤールにあるフリーポート・インドネシアの製錬所に高純度産業ガスを供給することになる。

同製錬所では、グラスベルグ鉱山の精鉱を用いて、バッテリーや電気配線に使用される主要材料の一つである銅カソードを生産する。リンデが供給する産業ガスは、銅カソード製造プロセスの最初のステップの一つである、銅精鉱の製錬に使用されることになる。