国際ブランドカード運営会社のJCBは、CSR活動の一環として、中部ジャワ州北岸のパティ県トゥングルサリ村で、マングローブ林の再生プログラムを継続して実施している。
同プログラムは2016年4月から公益財団法人オイスカと共同で実施され、これまでにマングローブの構成種であるヒルギダマシとヤエヤマヒルギを計1万本植林した。同地域はオープンビーチのため波の影響を受けやすく、植林によるマングローブ林の形成は気候変動や海面上昇への解決策のひとつとなる。
プログラム開始から7年目を迎え、マングローブ林の保全だけでなく、地域社会、経済、子どもへの教育、環境という面でも貢献し始めている。特に、今年6月に発生した高潮の際には、被害の影響を最小限に抑えた。
JCBインターナショナル・インドネシアの高橋巧社長は「植林から始まったプロジェクトであるが、毎年の継続活動によりマングローブ林の保全が進んでいることを嬉しく思う」と述べた。