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大統領の食糧支援 埋められた状態で発見される

西ジャワ州デポックの物流配送サービス会社JNEの駐車場で7月29日、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領が貧困家庭への支援プログラムの一環として行った食糧支援と見られるスンバコ(生活必需品)が、配布されず埋められていたことがわかった。

埋められていたスンバコは主に米、小麦、食用油や卵など合わせて1コンテナ分ほどで、地下3メートルのところで腐敗した状態で発見された。発見の端緒となったのは、JNEの従業員から報告を受けた土地所有者のルディ・サミンさんが、掘削機を借りて土地を掘り返したことにあった。

JNEは「不良品のため廃棄した」と埋めたことを認めるも、政府との契約に問題はないとコメントした。一方で、大統領官邸は1日、スンバコの配布についてJNEとの関与を否定しており、警察が詳しい捜査を続けている。