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MRTとトランスジャカルタ 共存に向け調査開始

公共バスのトランスジャカルタ(TJ)を運営するPTトランスジャカルタ社と、都市大量高速鉄道(MRT)の運営会社であるPT MRTジャカルタ社は11月23日、MRTの南北線完成後に競合することとなるTJの1番線を今後どのように運営するかについて調査を実施することで合意し覚書(MoU)を交わした。
MRTジャカルタ社のウィリアム・サバンダー社長は、調査には2、3カ月を要し、TJだけではなく建設中の次世代型軽量軌道交通システム(LRT)や通勤電車などの他の交通手段も含めてあらゆる交通手段を今後どのように統合して行くかの指針作りとなる調査を実施すると述べている。
TJの1番線は2004年に営業運転を開始したTJの最も古い路線で、かつ、最も乗客数の多い路線でもある。今後、TJとMRTの双方の運賃を統一するなど、両者の統合による利便性向上を検討する予定。