パプア州警察は8月28日、パプア州ミミカ県で発生した住民4人の殺害事件で、陸軍兵士6人の関与が浮上したと明らかにした。
陸軍兵士の他、民間人4人を容疑者認定しすでに3人を逮捕した。残る1人は指名手配中となっている。兵士6人は国軍の管轄にあるとして逮捕していない。
警察によると、兵士が2億5000万ルピアで武器を販売すると嘘の話を住民に持ち掛け、住民が現金を払ったところで殺害。兵士らは、殺害後に遺体を切断して河川の近くに遺棄し、現金を持って逃亡したとみられている。殺害された住民のうちひとりは、武装集団(KKB)の支持者で、警察は引き続き事件の動機や経緯を詳しく捜査している。