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洞窟レストラン『THE CAVE』が地元当局の調査をクリアし再オープン

今年5月にオープンしたものの、自然の洞窟をレストランとして使用するのに必要となる手順が踏まれていないとの地元当局の懸念を受け、7月より一時閉鎖されていたバリ島南クタの洞窟レストラン『THE CAVE』が営業を再開した。調査の結果、洞窟は文化遺産ではないことが明らかになった。

この洞窟は2013年のホテル建設時に掘削が行われた際に発見されたもの。バドゥン文化サービス事務局のI Gde Eka Sudarwitha氏は「バリ文化保護センター、ウダヤナ大学、およびバリ島ヌサ・テンガラのインドネシア考古学協会によって実施された調査の結果、洞窟内に古代の人間の活動の痕跡はなく、壁のレリーフや遺物、他の洞窟に繋がる通路も発見されませんでした」と発表。同氏は「地滑りなどが起こることのないよう、自然環境の変化や収容力などに十分に注意を払い、安全性を維持しながらレストランとして営業を再開していただきたい」とホテル側に依頼した。

『THE CAVE』は、ウルワツ地区の高級ヴィラリゾート『The Edge Hotel』の一部。気になるメニューは7品目のコースで140万Rp(税サ別)。一皿ごとに料理に合うワインかカクテルが提供されるペアリング付き10品目のコースで320万Rp(税サ別)となっている。