エリック・トヒル国営企業相はこのほど、バリ島サヌールに開発中の医療経済特区について、基礎インフラを11月末までに完工させる目標であると明らかにした。
バリ島の医療経済特区は、治療のために海外に渡航するインドネシア人を減らすことを目的としている。現在、海外で治療を受けるインドネシア人は200万人おり、その損失額は99兆ルピアにのぼる。
エリック国営企業相は以前、これまでのところ医療経済特区の開発は順調に進んでいると述べた。スカルノ初代大統領が残した歴史あるホテル「グランド・インナ・バリ・ビーチ・ホテル」の改修が2023年8月に完了を予定しており、続いて、バリ国際病院が2024年8月に完成する予定であると説明した。