米アマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)がインドネシア事業を積極化させている。投資を広げるなどし、インドネシアのデジタル化を促す意向だ。
AWSは2021年12月にジャカルタに拠点を整備した。さらに同社は向こう15年にわたり、インドネシアでの事業に50億米ドルを投じる計画を打ち出している。
AWSの東南アジア諸国(ASEAN)事業を統括するコノー・マクマナラ氏は「AWSは世界で大規模なビジネスを展開するとともに、事業規模を年間33%のペースで拡大させている。インドネシアへは、今後15年で50億米ドルを投資することで貢献する」と説明した。さらに「インドネシアでの投資は様々な部門に振り向ける」と語った。
インドネシアにおいて、AWSはまずインフラに投資を実施する。データセンターや個別の電力網などを整備していくという。さらに、法務やマーケティング、サービスなど多様な部門で人材を確保する見通しだ。