ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は9月26日、パキスタンで起こった洪水災害の被災者に対するインドネシア政府からの支援物資の出発を見送った。今回送った支援物資は、テントや衣服、毛布、寝袋、発電機、医薬品、医療物資など。東ジャカルタのハリム空港から、飛行機2機が出発した。
このほか、ジョコウィ大統領は国際連携の形として100万米ドルの現金支援を行うと明らかにしている。また、パキスタン政府からの要請に従い、医療従事者の派遣も行う予定である。
パキスタンは今年6月以降、モンスーンがもたらした連続する降雨により大洪水や土砂崩れが発生し、1000人以上が死亡した。8月26日にパキスタンは国家非常事態を宣言した。80万人が避難を余儀なくされている。