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BPOM、国産コロナワクチンを初承認

医薬品食品監督庁(BPOM)は9月30日、国産の新型コロナウイルスワクチン「インドバック」の緊急使用を承認したと発表した。国産ワクチンの承認は初めてとなる。

同庁のペニー・ルキト長官は記者会見で「国産ワクチンの開発は、我々インドネシア人の誇りであり、他国に頼ることなく医療活動を行うための第一歩だ」と述べた。国営製薬会社のビオ・ファルマとテキサス州のベイラー医科大学が開発したインドバックは、ワクチン未接種または一部接種の成人への一次投与として使用できるようになった。インドバックは92%の有効性を示し、臨床試験での死亡例はなく、副作用もおおむね軽度であり、ブースター接種用として使用するための臨床試験が進行中だという。

また、政府は中国で開発されたmRNAワクチンについても緊急使用許可を出したと発表し、このワクチンの緊急使用を認める初めての国となった。