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幼児の急性腎不全を引き起こす成分の使用を禁止

医薬品食品監督庁(BPOM)はこのほど、ジャカルタで今年20人以上の子供が死亡した急性腎不全の調査の過程で、大人・子供用咳止めシロップにジエチレングリコールとエチレングリコールを使用することを禁止した。この2つの成分は、アフリカのガンビアで70人以上の子供が死亡した急性腎不全と関連があるとみられている。

世界保健機関(WHO)は、ガンビアでの死亡事例に関連しているインドの会社が製造する4種類の咳止めシロップから、これら成分の許容値を超える量が検出されたと発表した。

BPOMによると、この4つの製品はインドネシアでは販売されておらず、この2つの成分は長い間インドネシアで使用が禁止されており、以前からBPOMへの製品登録の条件のひとつだった。

しかしながら、インドネシア小児科学会の報告によると、今年だけで急性腎不全の症例は全国で206件確認され、うち99人が死亡した。原因についてはまだ調査中である。