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国産ワクチンついに接種開始

ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は13日、新型コロナの初の国産ワクチンである「インドバック」を、成人向けのプライマリー接種用として正式に展開を開始した。国営製薬ビオ・ファルマが、ワクチンの発売を記念して成人グループに接種を行った。

同社は今年、2000万回分を生産する計画。ジョコウィ大統領はまた、来年は4000万回分生産し、もし需要があれば1億2000万回分の生産できると述べた。また、エリック国営企業相とブディ保健相に対して、ビオ・ファルマを支援し続けるよう言い聞かせた。

ビオ・ファルマは今回発売となった新型コロナワクチンの他にもポリオ、髄膜炎、インフルエンザ、はしか等の様々なワクチンを年30億回分製造し、ワクチンメーカーとして世界トップ5に入る。特にポリオワクチンは世界シェア70%を占める。製造されたワクチンは世界153ヵ国に輸出されているが、インドネシアでもそのことを知らない人が多い。