中央統計局(BPS)は1日、10月の消費者物価指数(CPI)を発表し、年間伸び率(インフレ率)が5.71%になったと明らかにした。前月からはマイナス0.11%となり、前月時点の年間インフレ率、5.95%からはわずかに低下した。
,p>BPSによると、年間を通じてインフレに影響を及ぼしているのはガソリン価格、軽油価格、都市部の運賃、オンラインタクシー料金、米の価格である。
10月は特に米、テンペ、豆腐の価格が上昇した。一方で、唐辛子や鶏肉などの価格が下落した。食品インフレ率とエネルギーインフレ率はともに前月から縮小し、それぞれ7.04%と0.45%となった。
BPSは、G20諸国と比較するとインドネシアのインフレ率は依然としてはるかに低いと強調した。アメリカではインフレ率は8.2%、食品インフレ率は12.9%、エネルギーインフレ率は19.8%。ただし日本はインフレ率3%、食品インフレ率4.5%、エネルギーインフレ率は16.8%となっている。