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西ジャワM5.6の地震 首都でも強い揺れ

11月21日13時21分(インドネシア西部時間)、西ジャワ州チアンジュール県から南西に10キロメートルの地点を震源とするマグニチュード(M)5.9の地震が発生した。震源の深さは10キロメートル。首都ジャカルタでも強い揺れが観測され、ビルや家屋から人々が飛び出し、一時騒然となった。

震源に近い地域では地震による家屋倒壊などの被害が深刻とみられ、倒壊した建物に閉じ込められた人の救助が急がれている。現地報道によるとこの地震で160人以上が死亡し、500人以上が負傷したとみられるが、余震が続く中懸命の救助活動が行われており、まだ正確な数は公表されていない。インドネシア国家警察は救助隊として350人の人員をチアンジュールに派遣。インドネシア国軍、警察、国家防災庁、救急隊、ボランティアから成る救助隊が捜索・救助にあたっている。

18日にはスマトラ島南西沖を震源とするM6.9の地震があった。