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ASEAN5カ国、QRコードでの取引が可能に

東南アジア諸国連合(ASEAN)5カ国の中央銀行はこのほど、各国間のクロスボーダー決済で連携することで覚書(MOU)を結んだと明らかにした。これにより、東南アジア地域の移住労働者や中小企業が恩恵を受けると期待されている。

MOUに署名したのは、インドネシア銀行(BI)、マレーシア国立銀行(BNM)、フィリピン中央銀行(BSP)、シンガポール金融管理庁(MAS)、タイ銀行(BOT)。QRコードを用いて、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイの5カ国間の取引が可能になる。これまではQRコードを使った取引はインドネシアとタイ間に限られていたが、今後これが大きく広がると期待されている。

QRコードを使ったクロスボーダー決済が浸透することで、各国間の決済にかかる時間が短縮されるとみられている。従来は2~3日、あるいはそれ以上時間がかかることがあった。