ジャカルタ特別州運輸局はこのほど、2023年度の地方予算案に自転車専用道路のため75億ルピアを予算化すると明らかにした。ただし、自転車専用道路を新たに建設するのではなく、既存道路の修復や評価のために使用される。アニス前州知事が始めた取り組みを、ヘル州知事代行は拡大しない形となった。
州政府はもともと、自転車専用道路の建設ために380億ルピア、評価のために19億ルピアを予算化しようとした。しかしその後、2023年度に新たに自転車専用道路を建設しないことを決定し、全ての予算を削除。
ところが今回、グリーンピース・インドネシアやLBHジャカルタ等の市民団体からの批判や、既存道路が管理されないとの意見を受け、修理と評価の費用として75億ルピアを再度予算に組み入れた。