ジョコ・ウィドド大統領はこのほど、新たに開発中の首都ヌサンタラを、2036年の夏季オリンピック開催地として立候補すると表明した。
また、別の記者会見で国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は「ヌサンタラプロジェクトのプレゼンテーションと開発の進捗状況をみて、健康とスポーツに特に重点を置いて、持続可能な生活のモデルとしてこの都市を発展させるというジョコウィ大統領のビジョンに感銘を受けました」と延べ、インドネシアのオリンピック招致を歓迎した。
新首都ヌサンタラの開発は7月に始まっているが、日本のソフトバンクグループが3月に融資を撤回して以来、メガプロジェクトの将来には依然として疑問が残っている。
加えて、10月1日に100人以上の死者を出したサッカースタジアムでの事件以来、政府がインドネシアのスポーツ部門をどのように改革するのか、未だ詳細は明らかになっていない。