インドネシアのフィンテック企業であるAjaib(アジャイブ)は11月29日、67人の従業員を解雇すると発表した。
アジャイブは2018年に設立。投資プラットフォームを手掛け、過去3年間でインドネシアの金融包摂を促進してきた。2021年にはユニコーン企業(企業価値10億米ドル以上のスタートアップ)入りを果たした。
プレスリリースによると、不確実なマクロ経済状況に直面する際の会社の準備として従業員の縮小が余儀なくされたと説明した。創業者や経営者はすでに無給や減給を行っているという。これによる会社やサービスの継続への影響はないとみられる。
インドネシアではテクノロジー企業での従業員解雇が続いており、ECのショッピー、フィンテックのXendit、暗号資産プラットフォームのTokoCryptoなどで行われた。最近ではGoToグループが従業員の12%に相当する1300人の解雇を発表した。