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スカブミで地震 首都でも揺れ観測

12月8日午前7時50分頃、西ジャワ州スカブミでマグニチュード(M)5.8の地震が発生した。この揺れは首都のジャカルタでも確認されたが、負傷者は報告されていない。

西ジャワ州では直近1カ月間にM5を超える地震が5回観測されている。11月21日にチアンジュール県を襲ったM5.6の地震は過去4年間で最も被害が大きく、300人以上が命を落とした。5万3000戸以上が被害を受け、数万人が避難を続けている。また12月3日にもガルト県でM6.4の地震が発生し、1人が負傷した。この他、チアンジュール地震の前日と1週間前にM5.3の地震が2度確認された。

バンドン工科大学のヘリ地質学教授は、2018年以降、全国的にみて地震回数が増加しており、今年はそれを上回るペースで発生していると説明した。それに伴い、被害の大きな地震の数も年間15件前後に増加しており、避難所の建設や教育などの災害対策が重要だと述べた。