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セカンドホームビザ開始間近 切り替え困難な人も

投資を目的として5年または10年の長期滞在を許可する「セカンドホームビザ」が、12月24日から新たに発行予定である。これまで「リタイアメントビザ」を保有し長年バリ島やロンボク島などに滞在してきた外国人退職者たちは、セカンドホームビザに切り替えが必要になる。

政府通達によると、セカンドホームビザの申請要件のひとつに、国内銀行口座にある20億ルピア以上の残高証明または国内の高級不動産の所有証明の提示がある。リタイアメントビザの所有者の多くが年金で生活しており、この要件を満たすことが難しく、新たな規定に不安を滲ませている。

政府は10月25日の通達発表以来、この問題に対する説明を避けている。外国人退職者たちの中にはタイやフィリピンなどへの移動も計画している人もおり、流出が予想される。