ジャカルタ・バンドン高速鉄道の線路設置予定地で18日、作業機関車と技術列車による事故が発生し、2人が死亡、2人が重傷、2人が軽傷を負った。
事故は同日17時頃、西ジャワ州西バンドン県パダララン郡で発生した。目撃した地域の住民によると、パダラランからジャカルタ方面に向かっていた作業機関車が、速度を上げながらそのままレールが設置されていない区間に突入した。作業機関車はスリップしおよそ200メートル進んだ後、その場にあった技術列車に衝突し横転した。インドネシア中国高速鉄道社(KCIC)によると、死亡した2人と重軽傷者4人は中国人の技術労働者である。
運輸省のアディタ報道官によると、事故を起こした列車はKCICが所有する建設専用のもので、乗客を乗せるための列車ではない。事故調査のため高速鉄道建設は一時中断されるという。