インドネシア国家警察の対テロ特殊部隊「デンスス88」は12月21日、西ジャワ州バンドンのアスタナアンヤル警察署敷地内で同月7日に発生した自爆テロ事件を幇助(ほうじょ)した疑いで男6人を拘束したと明らかにした。
容疑者らはテロ組織「イスラミック・ステート(IS)」を支持するイスラム過激派「ジャマー・アンシャルット・ダウラ(JAD)」の構成員と見られる。当局は事件発生当初より同組織の関与を疑い、顔認識システムと指紋鑑定により容疑者を特定した。
容疑者らは2017年2月に、刑務所に収監された仲間を開放するよう求めてバンドンのチチェンドで自爆テロを起こした男を幇助したとして有罪判決を受け、服役していた。