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海抜約2300m!ジャワ島で最も標高の高い場所にあるスンブンガン村

(c) kompas.com

ディエン高原には、豊かな自然の美しさが残っていること以外にもユニークな点がいくつかある。その一つは、ジャワ島で最も標高の高い場所に村があることだ。中部ジャワ州ウォノソボ県クジャジャール郡にあるその村の名前はスンブンガン村。インドネシア観光・創造経済省によると、スンブンガン村は海抜約2300mに位置する。最も標高の高い村というと、辿り着くのが困難なように聞こえるが、実はディエン高原のウェルカムモニュメントからスンブンガン村までは距離にして約5.3kmとそれほど遠くない。村に続く道路も舗装されていて急な坂道もなく、車なら約15分で到着できる。

村の入り口には大きなゲートがあり、スンブンガン村周辺の観光地に行くためにはこの場所で入場券を支払わなければならない。村周辺の見どころにはチェボン湖、シカリム滝、シクニル丘などがある。シカリム滝は滝の入り口にあるカウンターでチケットを購入する必要がある。シクニル丘はディエン高原で最も高い丘であり、美しい日の出が眺められる場所として観光客に人気だ。またスンブンガン村を経由してパクワジャ山を目指す登山者も少なくない。パクワジャ山の山頂には「ジャワの釘」と呼ばれている垂直の岩がある。宿泊施設、モスク、トイレなどの観光施設も充実しており安心して旅行できる。