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マルクでマグニチュード7.5の地震

(c) Kompas

インドネシア東部で現地時間1月10日午前1時47分頃、マグニチュード(M)7.5の地震が発生し、マルク諸島やティモール島、パプアで強い揺れを観測した。

地震の震源地はマルク州アンボンの南方427キロ、深さ95キロの地点。余震は4回発生し、なかにはM5.5を記録したものもあった。地震の揺れはオーストラリアの都市ダーウィンでも観測された。

気象庁(BMKG)は一時、マルク諸島のいくつかの地域で0.5メートルの津波を予測し、一時津波警報を発令したが、後に海面の大幅な変化はなかったと報告し警報を解除した。

地震の影響により、ある村では道路が300メートルにわたり損傷したり、家の屋根や壁の倒壊が発生している。SNSには、地震発生時に家から住民が飛び出して、暗闇の中逃げる住民の動画が投稿されている。現地の災害機関は被害状況の確認を行っている。