乳製品を中心とした総合食品メーカーのCimory(チモリー)はこのほど、米国を本拠とする投資会社ゼネラル・アトランティックから1億3000万米ドルの投資を確保したと明らかにした。
チモリーは今回のゼネラル・アトランティックからの資金を商品開発、デジタル・マーケティング、販売ネットワークの拡大などに振り向ける意向だ。
また今回の投資により、ゼネラル・アトランティックはチモリー株の5.64%を得たという。
ゼネラル・アトランティックは声明で「インドネシアと東南アジアの経済成長を受け、チモリーは商品ポートフォリオを拡大するとともに、新規顧客を獲得する可能性を持っている」と強調した。
インドネシアにおけるタンパク質の過去5年間の平均消費量は、1日1人当たり62グラムとなり、それ以前の5年間の約54グラムから増加している。タンパク質消費量の拡大はインドネシアの経済成長を受けたものだとみられている。