バリ島に1月22日、新型コロナウイルス感染症のパンデミック開始以来初めて、中国本土から観光客を乗せた旅客機が到着した。国営空港運営会社アンカサ・プラⅠのハンディ氏によると、到着したのは深セン市からのチャーター便で、210人の中国人観光客が搭乗していた。一行はバリ島で6泊するという。
パンデミック以前は、バリ島への観光客の中で最多のオーストラリア人に次いで、中国人は2番目に数が多く、2017年には138万人の中国人が訪れオーストラリア人を数で上回ったこともある。
しかしながら、2020年には中国人観光客は11万7209人にまで減り、2021年にはバリ島を訪れた観光客総数51人のうち中国人観光客はゼロだった。
バリ州観光局のプマユン氏は中国人観光客が以前の数に回復することを望んでいると話している。