東ジャワ州スラバヤに本拠を置くスタートアップ企業Komunal(コムナル)はこのほど、インドネシア最大規模のベンチャー・キャピタルであるイースト・ベンチャーズから850万米ドルの出資を受けたと明らかにした。
コムナルのヘンドリー・リエビアント最高経営責任者(CEO)は「2023年にわれわれは、ジャワ島とバリ島以外の地方の銀行へ市場を広げていく計画だ」と説明した。
コムナルは地方銀行のデジタル化を図るためのプラットフォームを提供している。このプラットフォームでは主に、顧客の預金と融資向けのサービス、さらに中小企業向けサービスを提供している。
イースト・ベンチャーズによると、コムナルのEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は2022年10月以降、好調に推移しており、2023年までに5億米ドルに達する見通しだ。