パプア州ジャヤプラで9日、マグニチュード(M)5.4の地震が発生した。
気象庁(BMKG)によると、震源地はジャヤプラの南東6キロ地点、震源の深さは約10キロで、この地震で海岸沿いのカフェが崩れ、屋根の下敷きになった4人が死亡した。この他にも家屋や公共施設、病院で建物の一部破壊がみられ、住民は仮設テントを建てるなどして一時的に避難している。
BMKGの地震観測データによると、ジャヤプラやその周辺地域では今年1月2日から、地震が1055回発生し、そのうち身体が感じる程度の揺れは120回観測されている。当局は、引き続き余震に注意するよう呼びかけ、特に沿岸部の住民には津波が発生する可能性も視野にいれ、避難経路の確認を促している。