英蘭系消費財大手ユニリーバ傘下のユニリーバ・インドネシアはこのほど、2022年の純利益が5兆3600億ルピア(約3億5460万米ドル)となり、前年から6.8%増加したと明らかにした。
ユニリーバ・インドネシアの22年のCoGS(製造原価)は前年から11%超増えて、22兆1500億ルピアとなった。同社のイラ・ノビアルティ社長は、製造原価の増加について「一次産品と燃料価格の値上がりが影響した」と説明した。
ユニリーバ・インドネシアの販売経費は前年比7.5%増の8兆4500億ルピアだった。
同社長は「一次産品と燃料価格の上昇にもかかわらず、わが社は2022年、大きな市場シェアを確保するなど事業競争力を高めることができた」と述べた。