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農業省、ゴム生産を促進

(c) kompas

ゴムはタイヤや家電製品、アスファルト、その他の材料として依然として需要が高く、農業省は3つのプログラムを通して国産ゴムの生産拡大を図っている。

1つ目のプログラムは落葉病の管理である。落葉病を減らすことは、優れたゴムを生産するのに必要な対策である。農業省プランテーション総局を通じて、インドネシア全土で落葉病の管理を行っている。

2つ目は、ゴムを使用したアスファルトの導入など、天然ゴムの国内消費の促進である。ゴム価格の安定を維持するためにも、ゴムの使用を強化する必要があると考えられており、公共事業国民住宅省などの他の省庁との連携を取りながら進める方針である。

3つ目は、古いゴムの木の植え替えや新しい種子の植え付けによる生産量の拡大である。農業省はゴム生産者向けの資金の提供を予定している。2023年の国家予算には、合計6900ヘクタール相当の農地を整備したり、肥料などで生産を強化するための予算が組み込まれている。