重機の2022年国内生産台数が、過去最高の8826台を記録したことが明らかになった。昨年の6740台と比較し30%以上の増加となる。
昨年は油圧ショベル7458台で最も多く、前年比でも約22%の増加となった。次いでブルドーザー908台、ダンプトラック339台、モーターグレーダー121台が生産された。
過去最高の生産台数でありながら、インドネシア重機工業会(Hinabi)の目標である1万台には及ばなかった。その理由は、重機を生産するための材料を輸入に頼っており、輸入割当量の関係で材料の入手量が限られている点にある。昨年、あらゆる産業部門からの重機の需要が増加したものの、材料に制限があったのだという。
インドネシア重機工業会は、2022年は最適な重機生産が行えていなかった点と重機の需要は依然として高い点を考慮し、2023年も最大の生産能力である1万台を生産目標としている。