国際空港の数を32ヵ所から14または15ヵ所に削減し、効率的な「ハブアンドスポーク」システムを形成するという構想が、1月下旬にジョコ・ウィドド大統領とブディ運輸相、エリック・トヒル国有企業相の間で合意された。これを受け、サンディアガ観光・創造経済相は「国際空港の半減が観光に与える影響は少ない」とコメントした。
現在の国際空港が14または15ヵ所に削減された場合、残りの18ヵ所の元国際空港はイスラム教における巡礼のためのフライトのみに対応する。コスト削減と輸送効率化のために閉鎖を行う一方で、14〜15空港は国際便の削減は行わないとした。
観光・創造経済相によると、外国人旅行客の約98%が国際空港として残る14〜15空港を利用している。また、インドネシアの観光客のうち外国人は30%に過ぎず、国内需要も需要である。国際空港の削減により、長期休暇に海外旅行ではなく国内旅行を選ぶインドネシア人が増えることも期待されている。