東ジャワ州ブロモ・テンゲル・スメル国立公園の国家観光戦略地域に完成したガラス橋「スルニ・ポイント」を視察した東ジャワ州のコフィファ・インダル・パラワンサ知事が足を滑らせて転倒。この事故を受けて、サンディアガ・ウノ観光創造経済大臣は橋の管理者にCHSEの認定の確認を要請した。
CHSE認定は、観光事業・観光地・観光商品に証明書を付与し、清潔さ、健康、安全、環境の持続可能性の実施を訪れる観光客に対して保証するプロセス。CHSE証明書の有効期間は1年間で、以降は再評価の結果に基づいて延長申請が可能となっている。提供される製品・サービスが厳格な基準と健康プロトコルを満たしていることを保証するものであり、各施設におけるサービスの質の向上のための指針となっている。CHSE認定は国家標準化庁(BSN)および観光創造経済省が定めたインドネシア国家規格(SNI)であり、当然ガラス橋にも一般公開前にこの安全基準を満たすことが求められる。
今月15日の時点で「スルニ・ポイント」はまだ一般公開されていない。視察を終えたコフィファ知事は「橋の両側部分でまだ建設作業が完了しておらず、一般公開は今年10月ごろになる見通しだ。観光客をブロモ山周辺地域に招き寄せる新しい観光名所となることを望んでいる」と話した。