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上半期インフレ率5%超=中銀が見通し

(c) TheJakartaPost

インドネシア銀行(中央銀行)はこのほど、同国の2023年上半期(1~6月)の消費者物価指数(CPI)上昇率が引き続き前年同期比5%を超える水準で推移するとの見通しを示した。

中銀は2023年2月時点で、同年上半期CPI上昇率が前年比で4%を下回り、下半期(7~12月)には3.5%以下になるとの楽観的な予測を出していた。さらに同月、CPI上昇率が予想よりも急速に低下する見込みのためこれ以上の利上げの必要性はないとして、政策金利の据え置きを決定した。

中銀のペリー・ワルジヨ総裁は「われわれは食品関連の価格上昇をはじめとしてインフレ率を抑えるために懸命に取り組む必要がある」と強調した。