東京電力ホールディングス株式会社は3月3日、プルタミナ・パワー・インドネシア(PPI)と、グリーン水素とグリーンアンモニアの開発の事業化に向けた検討に関する基本合意書を締結したと発表した。
同社とPPIは昨年、グリーン水素とグリーンアンモニアの開発に関する共同研究合意書を締結している。今回は、共同研究に加えて、水素製造場所の候補地選定、市場セグメントの特定、顧客開発などについて、共同で取り組むことを定めている。今回の基本合意書をきっかけに、コスト競争力のあるグリーン水素・グリーンアンモニアの製造・輸送・最適運用技術の確立を図る。また、共同研究で得られた知見を、速やかに事業化に繋げられる体制を整えていく。
事業化にあたっては、まずインドネシア国内を対象に販売を行い、中長期的には日本を含むインドネシア国外への輸出を目指す。