渋滞都市として名高いジャカルタにおいてもひときわ深刻なのがガトット・スブロト通りのパンチョラン交差点(スマンギ方面)で発生する渋滞とされている。パンチョランのフライオーバー(高架道路)からガトット・スブロト通りとカプテン・テンデアン道路の交差点までが車両とバイクで埋め尽くされ、州営バス・トランスジャカルタまでが足止めされる光景が日常となっている。同地点は高速道路を含む各方面からの複数の道路が合流する交差点となっている。警察が交通整理にあたっているが、渋滞解消には至っていない。
周辺住民および通勤のために通行を余儀なくされる通行者らは「地獄の道」と揶揄し、ひどい渋滞に不満を漏らしている。渋滞が最も深刻なのは通勤する車が増える午前8~9時台。
ジャカルタ州政府は環境への影響低減および渋滞のない都市の実現を目指すべく公共交通機関を利用して通勤するよう呼びかけている。