インドネシア・ベンチャーキャピタル・スタートアップ協会はこのほど、国内で活動中のベンチャーキャピタル(VC)の企業数は減少しているものの、VCが管理する資産の合計は2022年末まで一貫して上昇していると明らかにした。
資産額は25兆ルピアに達したが、この数字は2020年から着実に拡大し、昨年の第3四半期からは5%増加した結果である。協会は、VC業界は活性化してきており、特に2022年の資産の伸びがひとつの目安になるとコメントした。
また、VC企業数が減少したことについては、ジャカルタ郊外での減少が全体の数を減少させているとし、小規模なVCは、零細・中小企業への資金提供において銀行との厳しい競争にさらされていると指摘した。