資産運用会社アジア・グリーン・リアル・エステート(AGRE)は3月21日、ブカシ県チカランにあるサービスアパートメント「エコロフト」が、EDGEゼロカーボン認証を取得したと発表した。
EDGEは世界銀行グループのIFCが開発したグリーンビルディング認証制度で、インドネシアでゼロカーボン認証を取得したのは今回が初めてとなる。
エコロフトは、窓と壁の比率を減らし外部に遮光装置を設置したほか、太陽熱温水器、屋根と外壁の断熱材、エネルギー効率の高い空調システム、省エネ照明、電力消費の50%をカバーする太陽光発電により、推定82%のエネルギー削減を実現した。
同社は「エコロフトがインドネシア初のゼロカーボン建築物として認証されたことを誇りに思います。太陽光発電パネルや雨水の浸透など、環境に配慮したさまざまなソリューションによって、ゼロカーボン基準を達成できました」とコメントした。