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NZ人パイロット人質事件で15人を容疑者認定

(c) TheJakartaPost

パプア警察はこのほど、パプア分離主義によるスシ・エア航空機への放火とニュージーランド人パイロットの人質誘拐事件の容疑者として15人を指名手配した。

警察によると、容疑者はエギアヌス・コゴヤ氏が率いる武装反乱軍の一員で、全員逃走中だという。犯行グループは、独立を求める「西パプア民族解放軍(TPNPB)」だと自らを名乗っている。

ニュージーランド人パイロットは、2月7日にパロ空港に着陸し武装反乱軍に機体を燃やされて以来、人質として拘束されている。武装反乱軍は人質の解放と引き換えに、パプアの独立を承認するよう要求している。一方、インドネシア国軍は人質問題を軍事作戦とは捉えておらず、追加部隊の派遣は視野に入れていない。説得を中心とした長期作戦を実施するとしている。